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It supports tradition.

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用語解説
 

染色の基本

経糸(たていと)
 織物の縦方向に織られた糸、織っていく巾で、経糸は常に引っ張られるので、一般的に緯糸より撚りのある丈夫な糸が使われる。経糸は織り機にあらかじめ張り渡しておき、緯糸を直角に送り込んで交差させながら織り進める。


緯糸(よこいと・ぬきいと)
 織物の幅の方向、経糸に対して直角に折り込まれる。経糸のように途中で引っ張られることがないので、経糸より撚りの廿い糸が使われることが多い。


平織(ひらおり)
 もっとも基本的な織物の組織で、経糸と緯糸を1本ずつ交互に織ったもの。一簡単な方法なので幅広く利川されている。



染色の素材


綾織(あやおり)
 斜文(しゃもん)織ともいう。経糸と緯糸の交差する点が斜めに連続して美しい綾を作り川す織物。5世紀ごろ、中同から朝鮮を経て日本に伝えられた。


濡子織(しゅすおり)
 16世紀中ごろに中国から伝えられた技法で、平織、綾織とともに織物三原組織のひとつ。経糸と緯糸の交差点が連続せずに、一定の問隔で配置される。平織や綾織に比べて、経糸あるいは緯糸が長く浮いている。このため光沢はあるが摩擦には弱い。


【絽織(ろおり)
 布目にすき間のある織物。3,5,7など奇教の緯糸を越えたところに、2木の経糸をよじってすき問を作り、その間を平織や綾織にする。このすき問を絽目(ろめ)という。この絽目を連続させてた織物を紗(しゃ)といい、絽は紗の変形といえる。


木綿(もめん)
 綿花(コットンボール)から採取した繊維でつくった布のことで、単に綿ともいう。綿の原産地はインドやエジプトなどで、日本で本格的に綿が栽培され、庶民の衣類として普及したのは江戸中期ごろ。綿は丈夫で吸水性、染色性にすぐれ、耐熱性もあるので実用的な繊維として人気が高い。



顔料(がんりょう)
 紅私には欠かせない着色料で、鮮やかな色彩は顔料ならではのもの。紅型に用いられてる主な顔料には、銀朱、黄土、群青、墨、藍鑞(あいろう)などがある。糸や繊維に直接染めることができないので、豆汁(ごじる)などの膠着剤が必要。


植物性染料(しょくぶつせいせんりょう)
 植物の根、樹皮、花弁、茎、実などに含まれる色素から抽出された染料のこと。植物の豊富な沖縄では、今でも多くの繊物が植物染料で染められており、主な植物は藍(アイ)、車輪梅(しゃりんばい)、福木(フクギ)など。また、新しい染材として輸入された茜(アカネ)なども使われる。


媒染剤(ばいせんざい)
 染料と薬剤とを科学的に結合させて、繊維に色を染めることを媒染という。植物染料に用いる場合は、発色や固着させるために行う場合がほとんど。そのために使うものが媒染剤。植物性染料には藁や籾殻などの、灰汁、石灰、明礬、酢土などが用いられる。また、欽分を多く含んだ泥染は久米島紬の伝統的な焦茶色の織物に行われる。サルトルイバラと車輪梅で染めたあと、泥染をする。


絹(きぬ)
 蚕の作る繭から採収した繊維。その繊維でつくった絹織物は、一般的に薄手で軽量。弾力や光沢があって染め上がり美しいので、きもの地の素材としては最高級。


苧麻(ちょま)
 宮古上布、八重山上布、越後上布などの原料。イラクサ科の宿根性多年生草本で、「からむし」「しなあさ」とも呼ばれる。白葉種と緑葉種があり、日本で栽培しているのは白葉 種で、繊縦が細い割に強靱で光沢がある。苧麻から繊維を得るには、栽培、刈り収り、水に浸す、皮剥ぎ、苧引き(ウービキ)、乾燥、苧積み(ウーウミ)と大変な手間がかかる。


芭蕉(ばしょう)
 巴蕉布の原料。バショウ科の多年生草本で花芭蕉、実芭蕉(バナナのこと)、糸芭焦の3種類がある。繊維を取るのは芭蕉で、この糸で織ったものが芭蕉布。野生の芭蕉は繊維が固く織物に向かないため、芭蕉布の原料には栽培されていろものを使う。



染繊の種類

上布(じょうふ)
もともと下布、中布に対して用いた言葉で、上等の布を意味する。原料の苧麻を手績みしてつくった細い糸で織られた薄手の麻織物で、昔から上流の人々の夏の衣料に利用されてきた。沖縄では宮占上布と八重山上布がある。藍地が主流宮古上布は「紺止布」とも呼ばれ、八重山上布は白地に模様を施したものが有名。


【紅型(びんがた)
  沖縄で育まれた独特の味わいを持つ染物で、那覇市などの都市部を中心に生産されている。「紅型」とは多彩な模様染を意味する言葉で、紅だけでなく、黄色や緑、青、紫などさまざまな色が使われる。


藍型(エーガタ)
 多彩な紅型に対して、ほぼ藍一色で染めたものだけを藍型と呼んで特別に扱われる。紅型が上流階級のものであったのに対し、藍型は琉球王朝の末期ごろから庶民の衣料として愛されてきた。


紬(つむぎ)
  真綿を千紡ぎした糸を経緯に使って、手機で織り上げた絹織物。歴史のあるもっとも素朴な絹織物で、古代の平織の織物「?(あしぎぬ)」がルーツとされる。


諾紬(もろつむぎ)
  繭をアルカリ液で煮て真綿をつくり、そこから引き山した糸を手紬糸と呼ぶ。この糸を経緯に使って織ったものが諸紬。屑繭から引き出した糸で織った紬もあるので、それと区別するため。


芭蕉布(ばしょうふ)
  糸芭蕉の繊維からつくった糸で織り上げた布。繊維は麻より固く、布に張りがあるが、その割に手触りがさらりとして風通しがよい。沖縄では身分にかかわらず唯一着用が許された織物。


花織(はなおり)
  沖縄各地に展開する紋織物で、「ハナウイ」という。現在は読谷村、那覇市(首里)、沖縄市、与那国町を中心に織られている。花織は糸を浮かせて花柄や幾何学模様を表現する紋織物で、経浮花織、緯浮花織、縫取花織、両面浮花織がある。


ミンサー
  木綿の細帯のことで、読谷、石川、竹富島、小浜島、与那国島などで織られている。模様や糸染めにそれぞれ特徴があり、竹富町では綾中(縞の中に絣を入れたもの)の経絣、小浜島ではインド藍で染め、与那国島では引きずらしの絣模様(夫婦絣)に特徴がある。


出典:『清ら布 沖縄の風を織る 光を染める』(真南風の会:編、監修:新川明)(2002年 NHK出版・刊)







宮古島は昔と変わらない風景が数多く残っています
写真は池間島の高台から撮影=04年8月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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