Top Pgge.

Roots.

Production process.

It supports tradition.

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Explanation.

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島袋朝子さん


−宮古島を織りの島に−

 

  宮古織物事業協同組合に勤める島袋朝子さんは宮古上布に携って14年。幼い頃、隣近所の家には織機や糸車が当たり前のようにあり、それが普通の光景だったためそのことを気にも止めていなかったという。しかし宮古上布に携っている今は「もっと早くに始めておけばよかった」と後悔している。それほど宮古上布というのは島袋さんにとって魅力的なもの。

宮古織物事業共同組合で後継者の育成事業に携わる島袋さん

  以前から趣味で洋裁をしていた島袋さんは、洋裁に用いる生地を自分で織ってみたいと思ったのがきっかけで宮古上布に触れることとなる。まずは織り子として1年間研修。その後、十字絣のとりこになりその技術を学ぶ。「十字絣はとても細かく本当に大変な作業なだけに一反織あがると、涙が出るほど嬉しいんですよ」と嬉しそうに話す。

  現在、宮古織物組合が実施している後継者育成事業で島袋さんが、次の世代を担う若者達へ伝えたいことは「『“伝統文化を守る”というと年配者のすること』とか『古くさい』というイメージがあるかもしれないけど、そうではなくやはり若者のパワーも大切。宮古上布を学んでいく上で“伝統”に縛られるという考えではなく、自分の島の先輩達が“アララガマ精神”で作り上げてきた技術の凄さ、すばらしさを感じて欲しい。それを誇りに思って欲しい」と述べる。「確かに宮古上布の技術を身につけていくのは大変で苦労もあるけど、自分で上布を織り上げたときの達成感や満足感は計り知れないですよ。ぜひ楽しみながら学んで欲しいと思います」

  これからの夢や目標などを尋ねると「宮古島を“織りの島”として発信できたらいいですね。昔は宮古島といえば“=宮古上布”だったのが、このごろでは“トライアスロンの島”“海のきれいなダイビングの島”というイメージを持つ人が多い。そういう宮古島も良いけど、幼少の頃に見ていた当たり前の光景のように“織りの島”にもできたらいいですね」と笑顔で語ってくれた。

宮古上布の後継者育成講座を受講する研修生






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