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Roots.

Production process.

It supports tradition.

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Explanation.

orimono@miiyakojima.cc


 
羽地 美由希さん


−寝る時間がもったいないほど楽しい−

 

 織機に座る母親のそばで幼い頃から宮古上布に触れてきた美由希さん。高校卒業後、一度は島を離れたものの、上布に対する想いから帰郷。約2年半前から本格的に宮古上布に携わりはじめる。「私なんてまだまだヒヨッ子…、いや、まだ殻か

らも出ていないかも」と笑みがこぼれる。しかしその指先はもうすでに藍でブルーに染められ、ここ2年半の急成長は周りの誰もが認めるほど、上布に触れることを心から楽しんでいる様子がよくうかがえる。
  現在、日中は他の工房で染めや織りを学び、夜に自宅の工房へ戻り学んだ全てを吐き出すという。「寝る時間がもったいない」とついつい夜中まで頑張りすぎ、母親にストップをかけられてしまうほどの向上心。その意欲は織りだけでなく、道具も自分で作ってしまうほど。これがまた軽くて丈夫と周りからも好評だとか。
 これからの想いや夢をたずねると、「糸の見方を学びたい」、「上布の全工程をひとりでできるようになりたい」、「苧麻の栽培から織り上げまで家族みんなでやってみたい」など…次から次と尽きない想いを語ってくれた。
中でも一番の夢は「かっこいいおばさんになること」だそう。宮古上布の技術は日本の織物の中でも指折りに入ると言われている。そんな宮古上布で「『あの人の作品はすばらしい!』と織りの世界で憧れとなるようなかっこいいおばさんになりたい」という。
 約2時間半の取材中、上布についてずっと話し続けていた美由希さん。周りの人たちから「『ハイ!ストップ!!』とこっちが言わないと止まらないよ」と笑い声が上がった

。そう言われ、ちょっと照れくさそうに笑う美由希さんの表情からは不思議なくらいの説得力ととめどない熱意が溢れ出ていた。

 

 
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